こんにちは、マサです。
私は25年間勤務した大手企業を辞めてから毎年転職し続けていて昨年の転職で3回目の転職となった。
転職するたびに1つの会社に3年間勤務することを常に目標に考えているが、結果的には毎年転職を繰り返しているのである。
昔であれば、毎年転職を繰り返していれば、私の信用もなくなり、また採用する企業も不信感を持つだろう。
しかし、全ての企業ではないが、転職に対しては欧米みたいに前向きに考える企業が多くなってきていると思います。
私自身が転職を繰り返してきた結果、転職する前と比べて転職に対しての不安感は一切なくなってしまった。
また、初めて転職するときのような転職してからの失敗を考えずに常に前向きに転職ができるようになったのである。
今回は私が初めて転職したときのように今の会社を辞めたいが、転職するのに不安や恐怖を持っている人のために転職のメリット・デメリットについて私の体験を通してお伝えいたします。
今の会社に不満を持っているが転職することに不安を持っていて行動できない方にぜひこの記事を読んで勇気を持って行動してもらいたい。
結論:転職のメリットについて
- 転職してみると今までの会社とは違った経験ができ、その経験が自分を必ず成長させてくれる。
- どこに転職しても何とか生きていけるという自信がつく。
- 安定的な人生を過ごせるようになる。
結論:転職のデメリットについて
- 転職癖がついてしまう。
- 辛いことや嫌なことに対して我慢をすることがなくなる。
- 日本では転職を続けると信用をしてもらえなく可能性がある。
3つの転職メリットの理由について
①「転職してみると今までの会社とは違った経験ができ、その経験が自分を必ず成長させてくれるのである。」
転職してみると思った以上に大変な事が多いし、今までいた会社とは違った環境の中で仕事をすることは確かに大変なことである。
また、仕事の厳しさより、一番大変なのは職場での人間関係である。
今までに出会ったことがないような不思議な人が世の中には沢山いるということも気づくことができるだろう。
時には、転職したことが失敗だったのではないかと自信をなくすことがあると思う。
しかし、実は辛いことほど、後になって実はとても良い経験になっていることに気づくと思う。
その辛い経験の積み重ねが自分を大きく成長させてくれるのである。その時には辛くてとてもそんな事は考えもしないと思うが。
つまり、私が転職の度に気づかされることは、居心地が良い場所ほど楽ではあるが、「茹でガエル」状態であることに気づかずに何も成長をしていないのである。それが一番危険であるということに転職してみると実感するだろう。
また、私は3年間に3回転職をしているが、今まで経験できなかった経験やスキルを3年間で効率的に得ることができたのである。
私の3年間で得た経験とスキルは1つの会社で経験する場合には、かなり時間がかかることであり、もしかしたら定年まで勤務していても得ることができなかった経験やスキルも含まれているのである。
そういう意味では、自分に足りなかった経験やスキルをたったの3年間で得ることができたのは本当に良かったと思っている。
②「どこに転職しても何とか生きていけるという自信がつく。」
初めて転職をした時には、かなり不安を感じながら日々の仕事に取り組むことになる。しかし、一度転職してしまうともう後戻りはできず、辛くても前に進むしかないのである。良い意味で開き直って人生を生きていく癖がつくのである。
この開き直る習慣を身に付けると、いつのまにか自分はどこへ行っても何とか生きていけるという自信が付いてくるのである。
そして、そんな悪環境下が嫌で例え逃げ出して転職をしたとしても無駄ではなく、自分を成長させるための良い経験になっているのである。
このような経験を繰り返していくうちに、どこへ行っても自分は何とか生きていけるという大きな自信になっていくのである。
転職を通しての実務経験より、実はこの大きな自信や精神的に強いマインドが持てるようになることが転職における大きなメリットだと私は思っている。
③「安定的な人生を過ごせるようになる。」
誰でも転職する際は不安があり、失敗したときの恐れもあり、今まで働き続けた会社に定年までいることを選ぶサラリーマンが大多数ではないだろうか。
そして、定年になった時に初めて現実に気づくことになるが、その時にはもう手遅れである。
また、転職しながらいろいろな会社や人たちと働く経験が実は安定的な人生を過ごすことに繋がるのである。
その理由とは、下記の3つのとおりである。
- いろいろな企業で経験を積むことにより、どんな環境でも生きていける自信を持つことができる。
- 1つの会社にしがみつくと、その会社が潰れた時に全てを失う危険性がある。
- 転職をする度に自分の年収を上げるチャンスがある。サラリーマンが1つの会社で自分の年収を大きく上げることは難しのが現実である。
3つの転職のデメリットについて
①「転職癖がついてしまう」
1つ目のデメリットとしては、転職するとあまり1つの会社で長く仕事をすることにあまり固執しなくなる。
でも、この転職癖については、デメリットでもあり、またメリットでもあると言えるのであまり大きなデメリットとはならないでしょう。
②「辛いことや嫌なことに対して我慢をすることがなくなる。」
転職慣れをしてしまうことで、次の会社で人間関係のトラブル等の嫌なことがあったりした場合には、すぐに次の転職を考えてしまい、何とかその問題を自分自身で解決して乗り越えようとする忍耐力がなくなってしまうことである。
何故このことがデメリットかと言うと、人間は問題を乗り越えるためにいろいろと試行錯誤することで成長するからである。その絶好のチャンスを逃してしまうのはもったいないのである。
③ 「日本では転職を続けると信用をしてもらえなく必要がある。」
日本では転職を続ける人をあまり信用しない。これは日本という国の不思議な文化かもしれない。
欧米では優秀だからこそ、いろいろな企業から必要とされて転職するという認識である。
反対に無能な人は市場価値が低いからどこの企業へも転職できないという評価をされてしまうのであるが、日本はこの反対である。
同じ企業で長年にわたり勤務することが、その人への信用になるのである。その点において、転職を続ける人に対しての評価は低く、辛いことがあればすぐに逃げ出してしまう忍耐力がない人と評価されてしまうのである。
【まとめ】
最後に私が転職を続けてわかった転職のメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
上記でいろいろと述べたとおり、転職するメリットの方がデメリットよりはるかに大きいと私は実感している。
私も新卒で入社した会社に25年間も勤務したが、今となってはもう少し早く転職をしておけばよかったと少しだけ後悔しています。
もちろん、1つの会社で25年間勤務した経験は無駄とは思っていないが、いろいろな環境の中で経験する方が今の時代を生きていくには必要な経験を得ることができると思っています。
初めて転職をする際には、不安や恐怖でなかなか転職する決心ができないと思いますが、勇気を持って飛び出してみると思っていた以上に何とかなるなあと感じると思う。だから、転職をしようか迷っている人には、先ずは行動することが大切であるとお伝えしたい。
自分で行動しなければ何も変わらず、今の日々が続いてくだけである。誰もあたなの人生を変えることはできなのであり、変えることができるのはあたなだけである。ただ、何も事前準備もなしにとりあえず転職しようというのは非常に危険なので転職するときには転職先の会社についてよく調べることが重要である。
また、転職することで自分がどんな経験やスキルを得ることができるかしっかりと考えた上で転職を決断した方がよいと思います。
また、今の会社で与えられている年収より下がりたくないと思うと転職機会を逃すことになるでしょう。それよりも転職先で得る経験やスキルを重視した方が自分にとって将来的にはずっとよいと考えた方がよい。私が最初に転職したときの条件は年収が100万以上も低い会社に転職を決めた。
その理由は、転職することにより前職よりはるかに上のポジションにつけてことで、そのポジションの経験ができるからだ。
その時には親や友達に相談すると全員反対すると思ったので、誰にも相談せずに一人で転職することを決断したが、今だから分かるがその決断は正しかったと実感している。
その時の経験で、その後の転職においては今まで以上に好条件となっていき、あっという間に年収もいっきにアップしていった。
確かに、すべての転職が上手くいく訳ではないが、これだけは自信を持って言えるが、今の時代、昔と違って大手企業に就職すれば一生安泰という時代ではないということだ。
1つの会社で不満と恐怖・不安を抱えながら定年を迎えるのが良いか、それとも人生を自由に生きる為に転職しながら攻めの人生を送る方がよいかはあくまで自分で決断するしかないだろう。
どちらを選択するにも死ぬ間際に自分の人生に悔いが残らないような人生の選択をしてもらいたい。
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